副業・兼業人材活用に到る事業課題について

自社ブランドの認知拡大へ向け、より高度な広報戦略に取り組みたい

1988年の創業以来、寝具に含まれる健康に有害な薬剤等に体が反応し、安眠する事のできないお客様のためにオーガニックテキスタイルの開発に尽力してきました。その努力が実り、寝具メーカ―としては初となる国際認証GOTSの取得や自社ブランド「SaFo」の立ち上げ等、順調に事業展開を進めているものの、その活動が十分には認知されていないことが課題でした。そのため、ブランディングの見直しなどを通じてより高度な広報戦略に取り組みたいと考え、伴走支援を頂ける人材を募集することにしました。

副業・兼業人材活用によって得られた成果について

コンセプトの刷新とストーリーに合わせた外商戦略により新規顧客を獲得

人材募集の結果、広報ブランディング戦略の知見を有する方と、県外での外商戦略に関するご提案があった方の２名の副業人材にご支援頂くことになりました。広報ブランディング戦略については、自社ブランドのコンセプトを見直して【we are 120% organic】に刷新、展開を行いました。これによって、お客様から「20％とは何を指すのか？」という質問をよく頂くようになり、商談のきっかけづくりに役立っています。また、外商戦略については、製品のストーリーを踏まえた営業計画の策定と初動支援、営業先リストの作成などのサポートを頂き、精力的な営業活動の結果、新たな卸先との契約成立が増えてきています。

これから副業・兼業人材活用を検討している方に一言

人柄や相性の判断、親密度の向上のためには直接会話することが重要

履歴書だけでは副業人材の皆さんの人柄や、具体的にどういった支援が受けられるかは判断が難しいです。少しでも気になった方は面談を実施し、人柄はじめ、話し方や自社に対する姿勢を感じとることが大切です。また、伴走支援開始後は直接お会いすることも非常に重要だと思います。高知へ訪問頂くだけでなく、県外出張時にお会いできる機会があればお会いし話をすることで、親密さが増し意思疎通がしやすくなると感じました。