伝統を守りながら進化する、酒蔵のデジタル領域への挑戦
有限会社有光酒造場
副業・兼業プロ人材活用に到る事業課題について
デジタル領域における広報と販売の課題解決に向けて
当社は高知県東部・安芸市の酒蔵にて土佐酒「安芸虎」を中心に、高知の恵みを生かしたお酒づくりを行っています。これまでは卸売り販売が主軸でしたが、近年特約店のない地域のお客様から「直接お酒を販売してほしい」というご要望をいただくことが増えてきました。また、卸売り販売以外に売上を確保する必要性を感じていたこともあり、ECサイトでの販売やSNS広報活動の強化を検討していましたが、人手や知見の不足から取り組みが先延ばしとなっていました。そうした中で、副業・兼業プロ人材の活用が県内でも広がっていることを知り、当社でも専門人材の力をお借りして、ECサイトの本格稼働やSNS広報を軸としたデジタルマーケティング領域への挑戦に本格的に取り組むことを決めました。
副業・兼業プロ人材活用によって得られた成果について
専門的な知見に基づく丁寧な分析や提案により、ECサイトの稼働を実現
デジタルマーケティング領域の支援経験をお持ちの方に支援を依頼することになり、支援開始当初はSNS広報活動を中心に助言を受けながら取り組みを進めました。ECサイトの稼働準備が整ってからは、市場リサーチや基盤づくりを支援いただき無事に運用を開始することが出来ました。現在も定期的に打ち合わせを実施し、市場リサーチや分析結果をまとめた資料提供などの支援を受けながら取り組みを進めており、少しずつですが売上の増加も見られるようになっています。提供いただいた資料を活用することで、迷わず作業を進めることができるので、大変助かっています。
これから副業・兼業プロ人材活用を検討している方に一言
「専門人材」の持つ説得力が、慎重になっていた会社の挑戦を後押し
限られた人員の中でデジタル領域に精通した人材を社内で確保することが難しく、新しい挑戦にも慎重になっていました。今回、副業・兼業プロ人材の支援を受けたことで、専門的なアドバイスにより社内の意思決定を後押ししてもらい、具体的な施策の立案から実行まで一緒に進めることができました。実際の取り組みを通して売り上げとしての成果も見え始め、今後の目標や次の課題も明確になっています。適度にカジュアルに相談できる関係性も心強く、副業・兼業プロ人材の活用は、会社の挑戦のきっかけになったと感じています。