2025.12.18

「「次の一手」が見える!課題整理と“プロ人材活用”のコツ」イベント開催レポート

令和7年12月9日に高知県内事業者様を対象とした「副業・兼業プロ人材活用セミナー」を開催しました。

本セミナーは、深刻な人手不足や経営課題に直面している地域事業者様へ向け、副業・兼業プロ人材活用のコツとして、「解決すべき課題」と「どのような人材の支援が必要か」を導く募集要件設定のポイントをお伝えすることを目的として実施しました。

開会挨拶

はじめに、本事業主体である高知県UIターンサポートセンターの中村理事長より開会の挨拶を行いました。

地域企業が抱える担い手不足や人口減少といった経営課題の解決には、社内リソースや専門知識の不足など課題が存在しています。そういった背景の中で、最新の専門スキルやネットワークを持つ副業・兼業プロ人材の活用は、スピードと質を兼ね備えた有効な手段であり、本セミナーを通して参加企業の皆様に、副業・兼業プロ人材活用による具体的な経営課題の解決事例や、自社に最適な人材を見つけ、活用するためのノウハウを提供することで、今後の事業成長のきっかけとしていただきたい、とお伝えしました。

【第1部】セミナー/株式会社HarFor 近藤氏

第1部セミナーでは、株式会社HarForの近藤氏より副業・兼業プロ人材活用のトレンドと、成果創出のために意識するべきポイントの解説がありました。

2018年に大手企業やIT系のメガベンチャーで副業解禁が進んだことを機に全国で副業・兼業プロ人材活用が拡大しており、都市部のハイスキル人材が、「地域の中小企業様に自分のスキルで貢献したい」という思いや、自身の「成長」を見据えて地域企業を支援するケースが増加しています。

この潮流を活かすには、単なる「手が足りないから手を動かせる人を」という観点ではなく、「自社の課題解決や、経営変革を成し遂げるために」「専門的な知見を有する外部人材をパートナーとして活用していく」という考え方で向き合うことが重要です。

まず目の前にある足元の課題(アナログな業務の改善など)と、将来的な大きい課題(成長戦略の構築)を時間軸で整理し、現在の自社の経営状況から「どの課題に今一番取り組めば成果が創出されるのか」を見極め、その解決のために必要なスキルを持つ人材を求めること、すなわち「正しい課題設定を行い、適切なオファーをかけること」が、副業・兼業プロ人材活用における成果創出への近道となります。

【第2部】ワークセッション

 

第2部ではグループに分かれ、第1部で解説したポイントを踏まえつつ各グループ内の1社をテーマに課題の整理・構造化と人材要件の整理をワークシートを活用しながら実践していただきました。

各グループ、参加者同士で意見を交換しながら課題分析を進め、取り組むべき課題の優先度や、目標実現に向けてどのような人材の力が必要となるかについて、高い解像度で要件を導き出すことができた様子でした。

最後に

最後に近藤氏より、本セミナーのまとめとして副業・兼業プロ人材を有効に活用するためのポイントについて改めて説明がありました。

副業・兼業プロ人材の活用を確実に成果へとつなげるためには、人材にすべてを委ねるのではなく、事業者様側の主体的な意識が鍵となるため、以下のポイントを心がける必要があります。

・副業・兼業プロ人材の知見を最大限に引き出すため、まずは自社で課題と状況を深く整理し、副業・兼業プロ人材へ的確な情報を共有する準備

・支援の結果として「何を達成したいのか」という具体的なゴールを強く意識し、副業・兼業プロ人材と共に目標達成に向けて動く姿勢

ご参加の皆様には、本セミナーで得られた知見を活かし、成長に向けたさらなるステップを踏み出すきっかけとなれば幸いです。